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生成AIで動画CMを制作してみた

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生成AIでCMを作ってみた

最近は「生成AIで○○を作ってみた」という記事や動画をよく見かけます。そこで私も実験的に、生成AIだけを使ってCM制作に挑戦してみました。
今回は実在の商品ではなく、架空の「男性用日傘」をテーマにしたCM動画です。シナリオから映像、音声、BGMまで、すべてAI頼み。はたしてどんな作品になったのか?各工程を振り返ってみます。

シナリオ:ChatGPT

まずはCMの骨組みとなるシナリオ作り。ChatGPTにお願いしてみました。
結果はというと……「え、本当に面白いの?」と首をかしげる内容(笑)。ただ、ゼロから考えるよりはずっと早いので、ベースとしては十分使えました。
その後、出来上がったシナリオを元に登場人物の線画を生成しました。

画像:Midjourney

次に必要なのがビジュアル。Midjourneyで動画の元となる画像を生成しました。
ここで学んだのは「同一人物を複数のカットで生成できる」ということ。これまではシーンごとにキャラが微妙に変わってしまうのが悩みでしたが、工夫次第で統一感が出せると知って感動。クオリティも相変わらず高いです。

動画:Runway

映像化はRunwayを使いました。ここが一番の難所。
動画生成は「プロンプトの文章力」がすべてですが、正直ChatGPTに書いてもらったプロンプトではうまくいかず。試行錯誤の末、Grokにお願いしたらなぜかスムーズにいきました。AIにも「得意科目」があるんだな、と実感。

音声:Elevenlabs

ナレーションにはElevenlabsを採用。自然な声質には毎回驚かされますが、抑揚のコントロールがまだ難しい。あと一歩、感情の強弱を自在に操れるようになれば、もうプロのナレーターに匹敵するんじゃないかと思います。

BGM:Suno

最後は雰囲気を決めるBGM。ChatGPTに「このCMにはどんなBGMが合う?」と相談し、そのままプロンプト化してSunoで生成。
結果は……かなりいい感じ!一発生成でこのクオリティが出るのは本当にすごい。


トータルの感想

完成したCMを見返すと、「自己満足だけど、割といい感じ」というのが正直な感想です。
AIの進化で素材のクオリティは驚くほど高くなりました。その一方で「自分が作った」というより「AIが作ってくれたのに、なぜか自分がやった気になっている」という、不思議な満足感も。

いずれにせよ、個人がこれだけのクオリティのCMをAIだけで完結できる時代が来ていることを強く実感しました。次はもう少しプロンプトの精度を高めて、さらに完成度を上げていきたいと思います。

お知らせ

今回のような生成AIを活用したCM制作やプロモーション動画に興味がある方は、ぜひご連絡ください。
最初はトライアルとして 低価格で制作 しますので、気軽にご相談いただければと思います。

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